sigmarionIIでメモる

シグマリオンIIってWindowsCEなため、標準だとメモが非常に使いにくいですよね。ていうかメモという概念がないか…。ワードパッドか何かで作成してテキストとして保存してエクスプローラでコントロールしなければなりません。テキストデータを基本としながら、なんかこうPalmのメモ帳のような手軽に閲覧可能なテキスト管理ができるとうれしいですよねえ。しかも母艦(Win)と連携できて。母艦では左側ウィンドウに一覧(ツリー)が表示され、右側ウィンドウにその詳細が表示されるアウトラインプロセッサが好みです。文章を練るときには断片的な文章を書き書きアイデアを出してから、くっつけていくという手法が多いものですから。左側ウィンドウで選択すると右側で詳細が見られるというのは、ボクにとって重要なことなのです。ファイル数が増えてくると、エクスプローラから神経衰弱的に目的のテキストファイルを探すのは結構しんどくなりますからねえ。Palmしか使っていない頃は、母艦でのアウトラインプロセッサPalmとの連携を考えてkie(PalmにDocファイル形式でエクスポートできます)を使ってました。ハイ。kieはユーザインターフェースのデザインや使い勝手が非常に優秀です。印刷機能がちょっと弱かったり引用符「>」挿入のコマンドがなかったりしますが、とってもいい感じです(このへんはWordへのコピペで対応するとか、ユーティリティソフトのT.Clipを併用すれば問題なしです)。
しかし、せっかくキーボード登載のシグマリオンIIを持っていながら、母艦のテキストデータと連携しない手はないでしょ!テキスト打ちのためのエディタはポケットエディターPEをすでにレジスト済みです。ボクが今欲しいのは、あくまでもシグマリオンIIで使えるアウトラインプロセッサ。エディタではない。しかも「Win用アウトラインプロセッサも同梱されていて連携可能」、「フリーソフト」というとんでもね〜条件付きです。探しました、WindowsCE FANで。ありましたねっ〜、うれしいですねっ〜。その名も「TOMBO」。アイコンがトンボの形。やるね〜、作者さま。これすっごい便利です。CFカードにフォルダを指定してやると母艦でもシグマリオンIIでも同じツリーが表示されます。すげー!ActiveSyncもいりません。しかもポケットエディターPEで作ったテキストファイルもそのフォルダに保存してあげればTOMBOのツリーに表示されてますよっ。こりゃ便利だ〜。TOMBOはテキスト管理主体のアウトラインプロセッサのようなのでエディタとしての機能はそんなに豊富ではありませんが、メモやネタはTOMBOで、報告書や会議録なんかを作成するときにはフォントの大きさや行間の調整ができるポケットエディターPEで、と使い分ければバッチリです。

今は、母艦で「長文=TeraPad」「メモ=TOMBO」、シグマリオンIIで「長文=ポケットエディターPE」「メモ=TOMBO」、Palmとの連携=kieってな感じでテキストファイル主体にかなりシームレスにデータ連携ができてます。う〜ん便利だ。作者の皆さま感謝です。m(_ _)m
ボクの必携ソフト、ポケットエディターPE&TOMBOはシグIIIで動くのだろうか?レビューがないか調べてみよっ。

【追記】今WindowsCE FAN見てきました。TOMBOシグIII対応!!マジやべ〜、シグIII…。

■kie(Knowledge Index Editor):http://www5.airnet.ne.jp/mas/
■ポケットエディターPE:http://homepage2.nifty.com/naohashimoto/hanamaru_001.htm
■TOMBO:http://homepage2.nifty.com/thirami/
TeraPadhttp://www.vector.co.jp/vpack/filearea/win/writing/edit/terapad/index.html